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世界的危機状況

弊社は、トヨタ系をメインとした自動車関連部品製造工場です。
とても気になる、記事がありました↓

「トヨタ自動車の2008年世界販売台数(単体ベース)が計画の850万台を大きく下回り、2007年実績の843万台を割り込む見通しになった。前年割れは1998年以来、10年ぶりとなる。米国や欧州各国及び世界経済の減速により、欧米や中国など主力市場が冷え込んだことが要因で、ダイハツ工業、日野自動車を含むグループ3社の販売台数も、2001年に公表を始めて以来、初めて前年実績(937万台)を下回る公算が大きい。
トヨタは当初、2008年世界販売をグループで985万台(前年実績比5%増)、単体で884万台(同5%増)と計画した。しかし、欧米市場の不振により、7月にそれぞれ950万台(同1%増)、850万台(同1%増)に下方修正した。
今年1~8月の単体販売は前年同期比0.5%増だったが、8月に中国市場が約2年ぶりに前年実績を割り込んだほか、西欧でも落ち込みが加速。さらに、9月の米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻(はたん)を契機に欧米金融市場が混乱したため、各国市場の冷え込みに拍車がかかり、同月の米国販売台数は前年から約3割減少した。このままの状態が続けば、米国だけで計画を約20万台下回る計算になる。」

これが現実です。
弊社も今夏前と現在では、減産傾向にあります。
が、しかし見込み予想としては、来夏以降に回復の兆しがと言われています。
今が最悪の状況と捉えて、この今しかできない、様々な『改善・カイゼン・KAIZEN』活動を推し進めて、向上を目指し、波に呑み込まれないようにする所存です。

現在の円高ドル安状況、1円の円高が進行すれば、日本人の海外旅行者等にとっては嬉しい円換算になりますが、トヨタは数百億規模の減収赤字になると言われています。
本当に厳しい一寸先は闇の世の中です。
by super-441 | 2008-10-30 10:59